なこさんとの出会いは、アゾンの店頭です。
ツシロはわりと不熱心なアニメ視聴者なので、そういうお店やイベントには殆ど行きません。福岡でもそういう場所は少ないですしね。が、福岡にジーストアという、まー、アニメ系のお店の集合体みたいなのがあることを知って、覗いてみようかな、と思ってみたのでした。
んで、そこにはアゾンのお店があるのでした。お人形の話はウェブなんかで見て知ってましたから、興味が無いではない。ちょっと覗いてみるのも一興。と云うつもりで、お人形をお迎えする積りはなかったのです。
いやもー、ジーストアに行くのもちょっと気後れ。の中に有るアゾンのエリアに入るのもきんちょー。
彼女は黒いドレスを着て、座ってました。
凛として、そりゃもーウツクシイ。
彼女自身はディスプレイ用で、非売品です。んじゃ、同じ娘さんは?・・・うーん。同じ服装の人はいないみたい。でも、顔から判断するに近くに着物を着て箱入りディスプレイされてる「美奈子〜春待草」と同じ人に見えます。
・・・・ん、美奈子さんですか?
それは、私がそのころフられた女の子と同名ではないか。なんか未練たらしいみたいで気持ち悪いな。
帰ってからネットで彼女を探してみたりします。やはり、MINAKOさん? んで、普通に入手可能なのは、店頭にあった「春待草」のみであるらしい。
・・・・やっぱり和装の美奈子さんですか。
そーです。一目惚れだったにもかかわらず、お迎え可能な彼女は和装なこと、また件の女の子と同名であることから、お迎えにはかなり躊躇したのです。
そんな躊躇をしているときに隙間に入り込んできたのが、甘いマスクの「まな〜スイート モカチーノ」(のちにお迎えして「もか」さんと呼ぶことになった)だったのです。当初は二人ともお迎えするのは無理。という自制心(?)が働いていて、もかさんをお迎えするつもりでアゾンに再び赴いたのです。
でも、彼女は黒いドレスを着て、座ってました。
やっぱり、凛として、そりゃもーウツクシイ。
名前から一文字外して「なこ」さんと呼ぶことにしよう。服は着替えさせてあげよう。と、わりとその場しのぎな結論に至り、その日は美奈子さんのお迎えに至ったのでした!
[ ほぼ、お迎え当初のなこさん。着物を着付け直すのが大変でした。]