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親指シフトキーボード

使ってるキーボードは、PS/2 106キーボードですが、日本語を親指シフトで打鍵できるようにしています。

入力ソフトは SCIM + Anthy にしてみました。

構成

インストール

大まかな順序

Anthy (→kasumi) → SCIM → SCIM-Anthy の順に入れます.

なお,SCIMを入れる前にfontconfigを入れました.

それぞれのインストール手順はお馴染みの手順です。特に難しいことはありません。

つまり、ソースを展開してから $ ./configure
$ make
# make install
なのです。

設定

使わないものを停止する

Canna, Wnn, kinput2などは使わないので起動しないようします

共通

~/.xinitrc に以下のスクリプトを追加する。

XMODIFIERS="@im=SCIM"
export XMODIFERS

GTK_IM_MODULE=scim
export GTK_IM_MODULE

QT_IM_MODULE=scim
export QT_IM_MODULE

# scimの起動
scim -d

~/.Xdefaults に次の行を追加します

*international: True

ktermで使う

使えなくてもいいと思いますが,viで日本語を使いたくなった時のために

~/.Xdefaults に次の行を追加

KTerm*openIm: true

Emacs(X)で使う

親指シフトの仮名打ちをするのであれば,XIM経由でSCIMを使います

~/.Xdefaults に次の行を追加

Emacs*useXim: true

起動

最初に起動する前に

セットアップパネルで初期設定をしないと,うまく起動できないようです。

$ /usr/local/bin/scim-setup を実行してパネルを開きます

起動

$ scim -d です。~/.xinitrc に書いておくといいと思います。

その他

なんか,セットアップの時に設定が反映されるのに時間が掛かったような気がします。

FireFox2.0で設定の小窓を開こうとするとFireFoxが落ちます。英語モードにしていると落ちません。

例えば[編集]-[設定]とか、[ブックマーク]-[ブックマークの管理]とか。とにかく小窓を開く系の操作で落ちます。

これは、scimの全体設定で「全てのアプリケーションで同一メソッドを使用」のチェックを外しておくことで回避できるようです。

あと、emacsでインライン入力できるようになってほしい・・・

fontconfig

fontconfig 2.5.0を入れました

$ ./configure --disable-docs
$ make
# make install

makeの段階で、ドキュメントの生成にエラーが出たので --disable-docsでドキュメントの生成そのものを回避してます。

追記

gimpをmakeするときにそれらしいエラーが出たので,入れてしまいましたがfontconfigのインストールでは解決せず。

結局、シンボリックリンクを貼って凌ぎました。

# cd /usr/X11R6/lib/
# ln -s /usr/lib/libfontconfig.la libfontconfig.la

なので、fontconfigの追加は特に不要だったのかも。



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