ノートPC(IBM x22)に airH"を挿して使っています。 (とくに特別なことをしなくても通信カードの認識は出来ました。) plamo3.xは、kernel2.4を使っているため、ethertapを使います。
カーネルリメイクをして有効にします。 以下の項目をチェックします。
[network options]
kernel/User netlink socket
Routing messages
Netlink device emulation
[network device support]
Ethertap network tap
(バージョンによっては項目が変わっているみたいです。)
ソースを展開して、
$ ./configure
$ make
# make install
デバイスファイルを作成します(既にできているかもしれません)。
# mknod /dev/tap0 c 36 16
また、エリアスを作成する必要があるかもしれません。
/etc/conf.modulesに、以下の一行を追加します。
alias tap0 ethertap
root以外のユーザでppxpを使う場合、ttyグループにそのユーザを追加します。
/etc/groupのttyの行に username を追加します。
tty::5:root, [username]
ppxpを起動するとプロンプト画面になります。ここでコマンドを入力します。 はじめて使うときのために、設定から順を追って項目を並べてみます。
取っ掛かりに接続の設定をします。
$ ppxp
PPxP version 2001080415
interface: tun0
ppxp> qdial ' ppxpのプロンプトが出たら、qdialコマンドを実行します。
これで設定画面が出てきます。詳細設定まで入力して、適当な名前で保存します。
保存した設定を呼び出すには、
ppxp> source [name]
とします。ppxpの起動時に引数として与えてもよいです。
接続は、
ppxp> connect '(ppxpが小文字ですね)
接続に成功すると、ppxpがPPXPに表示が変わります。
切断は、
PPXP> disconnect '(PPXPが大文字ですね)
前回の設定を引き継いで起動するみたいです。 あえて保存した設定を使うときには、保存名を引数にして起動します。