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Linuxでのセットアップ例です
fcitx5+Anthy(plamo linux 8.2x)

親指シフトキーボード使ってます。

「お誘い」なのです

・・・このページは、oasys系の親指シフトキーボードをお勧めするページです。

何を好きこのんでキーボードなのか??

こんな方法が有りますよ。ってことで・・・

いま、もっとも一般的な日本語入力の方法は、「ローマ字でひらがなをうつ」→「必要であれば漢字に変換する」というものだと思います。 ここでは、「ひらがなを入力」して、「漢字に変換する」というステップは変えずに、かなの入力方法として、打ちやすい配列に設定したキーボードを使う」のです。

とりあえず、手の動きが少なくなってラクです。ひとつお試し下さい。

こんなところがラク

・・・いろいろ有るそうですが、私の場合はoasys系の親指シフトユーザーです。 そのへんも踏まえて・・・。

1. ひとつの文字入力に、つねに1アクション。

ローマ字入力では、2アクションで1文字というケースが多々あります。たとえば、「た」であれば、「ta」と打つことになります。しかも、50音の配列上、「a」「i」「u」「e」「o」に打鍵が集中していることでしょう。

jisかな入力でも、濁音「゛」・撥音「゜」を独立したアクションで入力します。その結果「だ」などの文字は、2アクションで入力することになります。

結果として、キーボードを打つ量が少なくなります。そのぶんラクだし速いです。 ・・・でも、漢字の入力はできません。かな漢字変換は避けられません。

2. 小指をあまり使わない

ローマ字入力とはあんまり変わらないかもしれません。でも、「あ」段の「a」は左手の小指ですからちょっと多いかも。

jisかな入力では、小指で「shift」キーを押しながら、他のキーを打つことが多く有ります。 たとえば、小さな「ょ」は「shift」を押しながら「よ」を打ちます。

小指は力の入りにくい指です。あんまり使うとすぐに疲れてしまいます。 漢字変換のキー打ちがあまり苦にならないのは、力の入りやすい親指だからです。 親指シフト入力では、なまえのとおり、親指をよく使います。

3. 手のひらでキーを打つようになる

ふつう、キーボードは指で打つものと思っていませんか? しかし、親指シフト入力のアクションでは、親指を含む2本の指を同時に打ち込むケースも少なくないので、自然と手のひらでリズムを取るようにして打つようになります。

指だけでなく、手のひらの力も使うので、そのぶん分散されてラクになりますし、波に乗るのでそのぶん勢いに乗ることが出来ます。

4. よく使う文字が、中央に集まっている。

・・・・んだそうです。良く使う文字が集まるように配置を決めているのだそうです。うーん。そうなのかなあ。たしかにそんな気もするけど。どっちみち、かなは3段で納まってるし。

他にも、似たようなアクションが続かないように配慮されていたりするんだそうです。 このへんは普段は意識してませんけど、 意識させないってことはある程度成功しているのでしょう。

5. その他

僕は、親指シフトのなかでも「oasysキーボード」タイプを使っています。 一般に親指シフトというと、かな入力だけを指すのですが、 このキーボードでは、それ以外の機能キーも他のキーボードとはかなり違うものになっています。 ここまでくると一概にお勧めしてよいものかと思いますが、 気に入っているのは、「バックスペースキーが、右手小指のすぐ右隣にある」 ということでしょう。

よく使うキーなのに、 普通のキーボードは一番隅っこの遠いところにあって打ちにくいですよね。

こんなところがしんどい

人さまの機械を使う時には、まず間違いなく、ローマ字入力です。 あなただけが日常的に使う機械であれば、許可を得て親指化するという方法も有りますが、一時的に使う場合や、共用の機械の場合には、「郷に入っては郷に従え」でローマ字打ちを余儀なくされることでしょう。そもそも、英語キーボードのこともありえます。

とはいえ、キー配列の違いはあんがい苦になりません。 全然違うものだと、頭の方もすっきり切り替わってしまうのでしょう。 むしろ、IMEの違いによってかな漢字変換のキー割り当てが違うことの方が苦心します。 ・・まあ、慣れの問題と云ってしまえばそのとおり。

やっぱり、仲間がいると心強いんです。

パソコン使いの世界にあって、良くも悪しくも、数は力です。 ユーザーがたくさん要るからこそ、製品が開発され、ソフトが開発されるのです。 「必要です」と云う声が大きくなければ、それは不要なものにされてしまいます。 残念ながら、僕の力では、キーボードを作ることは出来ないし、キーボードドライバを書くことも出来ません。 せめて声を上げ、仲間を増やすことで、そういった作者さん達の励みになればと思います。

親指シフトを試してみる

(作成中)

キーボードを親指シフト化する

Linux (X window)

oyainputという選択もあるようですが、私にはちょっと合いませんでした。 今は、plamo linux 8.2x で、fcitx5 + Anthyを使っています。

windows

windows 10, windows 11 で、DvorakJ + MSIME を使っています。 管理者権限が無くても使えます。プログラムを展開して実行するだけです(設定は必要です)。

Dvorak J は、公開終了となっています。ダウンロードは、このへんとか、このへんとか。

親指シフトだけならば、他のソフトも有るのですが、私の好むように再現しようとするとこの方法が今のところ塩梅良い感じ。 「いろいろ再現」のあたりを、Autohotkeyでスクリプトを書いて、DvorakJ以外を使う方法も有るかなと最近は思っているところ。

変換器を使う

変換ハードoyaconv, かえうち を製作して頒布されている方がいらっしゃいます。ハードを差せばお手持ちのキーボードが親指シフトに化けるので、PCをちょくちょく乗り換える方には向いているかと思います。

親指シフトを練習する

(作成中)




以下は過去の話

FM-Towns

純正の親指シフトキーボードが有ります。買いましょう。 ネットオークションを覗いてみてもちょこちょこ出てました。 なんといっても標準構成(?)でカンペキに親指シフトキーボードです。 キーに対する反応も軽いです。

Windows2000/XP

とりあえず。

windows NT系のOSです。95, 98とくらべると落ちる心配を殆どしなくていいです。 まー、一日に何度もフリーズすることにこそ問題があるのですが。

windows98とほぼ同じ構成です。 keylay は、windows2000/XP用のkeylay for windowsXP を使います。 さすがにwindows2000が登場してからある程度時間が経ってますので、システム廻りをいじるツール類もそろってきました。 反応が遅いのは相変わらずだったのですが。その辺はマシンパワーでねじ伏せているみたいです。 漢字変換ではなくて、たかだか仮名入力にマシンパワーを要求されているのは、釈然としないものが有りますけれど。

nicolatterのいいところは、ユーザープロセスで動作するので、システムへの登録などが不要なことです。PCのセキュリティが厳しくて管理者権限がとれなくても、nicolatterを起動すれば親指シフトで入力できるようになるのです。 (※vistaで使えるかは試してないので何とも言えません。スミマセン。。。)

MS Office 2003

ほかのアプリだと親指シフトするのに、MS Word 2003 や MS Excel 2003 など、 MS Office 系ソフトだけうまく入力できないことがあります。

これは、MS Office 2003 が日本語入力を「ナチュラルインプット」に切り替えてしまうためのようです。 ナチュラルインプットだと、音声入力とかの機能もあわせ持っているとかで、キー入力関係のインターフェイスがこれまでのIMEとの互換性をすっとばして別の枠組みを作ってしまったのかもしれません。

まあ、音声入力というのもあと何年かすると当たり前になるのかもしれません。 パソコンにはキーボードの代りにインカムがついていて、ありとあらゆる職場がコールセンターみたいになるんですね。たぶん。

ま、いまはそんなこと関係ないので大きなお世話様です。親指シフトで入力するためにはナチュラルインプットを無効にします。

  1. [スタート]-[設定]-[コントロールパネル]-[テキストサービス]
  2. 「インストールされているサービス」の欄から「Microsoft IME Standard 2003」を選んで[プロパティ]ボタンを押す。
  3. [互換性]タブを開いて、「詳細なテキストサービスを使用しない」にチェックを入れて[OK]。
  4. 再起動します。

これでいけるはずです。

windows98/95

以前に使っていたのですが、ソフトウェアで配列変更します。 なので、106キーボードやPCノートでも十分に可能です。 少しでもoasysらしくするため、IMEを含めて3つのソフトを入れます。

  1. まず「keylay」で機能キーの配置を変更。
  2. 「q's nicolatter」でかな入力を親指化
  3. 「oak」(ime)で仕上げ
みっつともシェアウェアもしくはプロダクションソフトなので、結構高くついてます。 おかげさまで、再現性はかなりいい感じです。 しかし、幾つか問題点が有ります。 親指化したことで、「打鍵数が減った→時間当たりの文字入力数が増えた」ために、 表示が入力にたいしてモタつきを感じます。 もっともtownsと比べてももたついて感じるのですから、 もともと遅い上に、入力スピードが上がって問題が顕在化したとも云えます。

また、入力に追いつかないのか、キーボードに対していろいろと手を挟みすぎなのか、 かな漢字変換のoakが(?)システムを道連れに落ちてくれます。 かな漢字変換が落ちるなんて、昔は信じられない事態だったんですけどね。

うーん、自称プリエンティブなマルチタスクOSの癖に弱いぞキミ。

Linux+X window

plamo8.2x

oyainputという選択もあるようですが、私にはちょっと合いませんでした。 今は、fcitx5 + Anthyを使っています。

plamo4.5

SCIMの変換エンジンにAnthyを使うと、親指シフトで入力することが出来ます。ディストリビューションのセットアップした後は設定すれば使えるようになったんですねぇ(^^)/。

plamo4.21

plamo4.x以降だと、nicolatter+Canna(or FreeWnn)な日本語入力がセットアップされていて、初期設定で選択することができます。 また、SCIM(+honoka)がcontribディスクに入っているそうです。

SCIM+Anthy(+scim-anthy)で使ってます。 セットアップはこちら

まだ使いはじめたばかりなのですが、悪くない感じ。

plamo3.2〜4.03

plamo3.x系では、contribディスク(追加パッケージ)にnicolatterが入っています

Q's nicolatter + Wnn7 を使ってます。セットアップはこちら。

OASYSぽさという点ではもう二歩くらい必要・・かな。 何より、キー入力に対して若干のもたつきを感じます。 Wnn7の代わりに、FreeWnn1.0やCannaでも可の模様。Cannaは試してませんが。

Unix系OSでは、アルファベット以外の文字を扱うこととというのは、あくまでも例外的に付加する、というレベルの扱いを受けている印象を受けます。 基本処理のレベルでは「余計なもの」がなくてシンプルでよいということなのでしょうか。

日本語対応のキーボードが無い環境への配慮が必要であったとか、歴史的事情によるのでしょうが、日本語関連の機能キー(変換開始キーとか、 仮名モード、英字モードキーとか)が有るのにもかかわらず、全く無視されてしまっているのがかなり辛い。

初めてLinuxを触ったときにも、まず日本語で「こんにちわ」とか打ってみたいと思うわけです。 べつに理由なんか有りませんけど、セットアップで散々と英文ばかり拝んだので、そろそろ、何かに使えるかなー?と思った瞬間に日本語を入力したいと思うわけです。 でも、変換キーとか押しても何にもでない。「ひらがなキーを打ったらひらがなモードになるんじゃないの?」 んで、入門書をめくってみたりして、Ctrl+spaceで仮名モード、Ctrl+nで漢字変換、とかいうキーボードの刻印と違うことを要求されていることを知るわけです。 これはものすごい壁だし、これだったら少なくともキーボードの刻印通りの動作をする環境とくらべて、こんな程度か、と思ってしまうわけです。

で、ここでめげる事なく、それでもUNIX系OSを使ってやろうなどと考える人はどのくらいなんでしょうね? 私も3回くらいめげて、4回懲りずに今に至っていたりするのですけれど。 で、カスタマイズの自由度がとても高いので、機能キー関係もMS系ぽく、いや、OAKぽく設定して使ってます。

iiimp+ATOK for X という方法もあるそうです。こちらは X-window に依存しないとか。

超漢字(ver.1)

親指シフト方式による仮名入力を提唱しており、 また、標準でキー配列の変更をサポートしているにもかかわらず、 親指シフトキーボードエミュレーションをサポートしていません。 とても勿体ないことです。 フリーソフトの親指化プログラムもこのキー配列の変更機能を使っているそうです。

ver.2以降については寡聞にして知りません。


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