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カチューシャ(DD)

プラスチックで弾力のあるヘアバンドを作ってみました。

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つくりかた

ざっくり言うと、プラ板を熱湯で曲げて作ります。

道具と材料

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材料の切り出し

プラ板をPカッターで切り出します。 切り出したら、ヤスリなどで形状を整えておきます。( まげる後に形状を整えるのは意外に難しいので、あるていどは曲げる前にやっておきます。)

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少しバネが弱くてもよければ、厚さ1.5mmで1枚切り出します。 しっかりしたのが良ければ、厚さ1〜1.5mmを2枚切り出します。(曲げてから貼り合せて 2mm(以上)にしますので、片方は6mmくらい長めにしておきます。)

お湯で曲げる

切り出したプラ板を、ホースストラップの内側にはめ込みます。 プラ板はまっすぐなので反発がありますが、バネを丁寧に曲げる感じではめ込みます。 (この状態からプラ板を取り外すと、ほぼまっすぐに戻ります。)

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筒の廻りに嵌め込んでしっかり締めます。

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そのまま熱湯に漬けます。容器に入れておいて、熱湯を注いでしばらく放置。 (熱湯でヤケドしないように注意。)

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冷やしてからホースストラップを緩めます。(筒に沿った丸い形状に変形しています。まっすぐには戻りません。)

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ホースバンドが無いとき

プラ板を力づくで筒に巻きつけて、外れないように、紐や針金などでしっかり留めてから熱湯に漬けます。

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なお、テープ留めの場合、テープが外れたときにプラスチックが跳ねて熱湯が飛び散ることがあるので危険です。紐や針金などでしっかり留めましょう。

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仕上げ

プラ板が曲がった状態にできたらほぼ出来上がりです。

厚さ1.5mm の場合は、バネが若干弱い感じ。そのままでも使えるけれど、ちょっと不安定かなと言う感じ。 厚さ2mm だとそれなりにしっかりした感じになります。厚さ1mm プラ板で2つ曲げてから接着剤(流し込みタイプのセメント)で貼り合せるとよいです。

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色を塗ったり、ツノをつけたりしてもよいですねー。

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tsushiro, 2013-2024.