コスモス畑を跳ぶ
季節は10月。
この季節ならきっと綺麗な花を見に行けるんじゃないかな、と期待してみたものの、なかなかいい場所を見つけられなくて、ちょっとじたばた。
少し遠くの田んぼがコスモス畑になっていました
「こんにちは。今日はよにんで遊びに来たんだよ。」
しかし、コスモスって意外と背が高いのでした。150cmくらいでしょうか。
「ごめん・・・。今日は一人ずつで。」
「わたし一人だけじゃ、あんまり楽しくないんだけどな。そっかー。」
・・・・僕は?
次はフミナさん。
「並んでみる?」
「うんうん。一緒に並んじゃお。」
「ほんと、ずーっとコスモスだよね。」
「ずっと・・・。」
「何か見つけた?」
「ううん。私たちの世界って小さいんだな、って。」
コスモスの背が高かったので、どうしたのかと言いますと、
左手に彼女たちのひとり、右手にカメラ。
だったんですね。一人ずつというのはそういうことなのでした。右手もカメラが結構重くてタイヘン。
「なこさん、ごめん。もう無理。」
「無理? なら仕方ないけど、、、。埋め合わせ♪ たのしみかなぁ。」
埋め合わせ、ではないけれど、別の公園にいったとき。
なこさんしか外に出られなかったんだっけ。そんなこともあったよなー。
「そういえば、あのときも四人で行ったけど、外に出たのは私だけだったわね。」
「わんこが多くて、ちょっとあぶないかなー?という感じだったし。」
「つぎは4人揃って出られるところがいいわね。」
「そうなんだよー。」
「うむむ。次こそはなんとか。」