「ねー、つしろに聞くんだけど、私たち隠れてなくていいのかな?」
「そーだよ。私たちはいいんだよ。でもねー、つしろっ?」
「むむ。切符の拝見も終わったし、だいじょぶ。ゆっくりするのだ。」西へ向かう夜行列車のなか。 彼女らを連れて、月を追い掛けるようにゆっくり西へ向かいます。
何しろ、個室寝台が取れてしまいましたので、 他のお客様に気兼ねすることなく、彼女らを鞄から出してあげられるのですよー♪
「あははー。揺れるねー。」
「うん。でもらくちんだよー。」
「ふーん。前は大変だったんだねー。」そういや、フミナさんを連れての外出は初めてです。
外が暗くてよく見えません。
「おはよーなんだよ。」
「ん、ネムイ・・・。」終着駅につくまで、まだしばらく時間があります。写真を撮ったりしながらのんびり〜♪
列車は西へ西へと。岡山を過ぎて広島へと向かいます。
写真だとわかりませんが、もうすぐ終点。最後に部屋の様子を撮りました。
ちょっと写真撮ってばかりすぎたかなー、と反省しておりますです。ハイ。
でも、また乗ろうねー。
「つしろって、いつもこんななの?」
「そーなんだよ。困っちゃうよねー(^^)。」